TAILOR TOYO - Mid 1950s Style Velveteen Souvenir Jacket “LANDSCAPE” × “DRAGON” - PURPLE
ヴィンテージでも非常に珍しいパープル別珍のスカジャン。1950年代中期の作品をもとに、松の根元で佇む鹿やオリエンタルな仏塔など、美しい日本の風景を淡く繊細な色糸で表現。袖に昇る龍は通常よりも長く、全体のバランスを引き締めている。
リバーシブル面は愛嬌のある表情の龍の絵柄。ブラックのボディに金色の刺繍糸とオフホワイトのキルティングステッチが効いた粋な一着に仕上がっている。
初期のスーベニアジャケットはアセテート生地のリバーシブル仕様が多いが、当時のバリエーションとして毛羽感のある別珍(べっちん)生地を使ったモデルも存在する。中綿を入れることで防寒性を高め、リバーシブル面のアセテートには中綿を押さえるためのキルティングが施されていた。
※公式HPより抜粋
SIZE
XL : 身幅 61.0cm前後 着丈 62.0cm前後 裄丈 86.0cm前後
XXL : 身幅 64.0cm前後 着丈 65.0cm前後 裄丈 88.0cm前後
TAILOR TOYO
テーラー東洋(東洋エンタープライズ)は1965年、東京都墨田区で設立。だがその歴史は1940年代に創業した全身の会社、港商(こうしょう)商会から始まっている。戦後の混乱の中、当時の銀座界隈には米軍将校を相手とした露店が並び、着物や帯など日本の伝統品を土産物として欲しがる米兵で溢れかえっていた。その露店街に集まる米兵の姿を目の当たりにした「港商」によって製作されたが、アメリカ人に親しみやすいベースボールジャケットを模し、そこに彼らが喜びそうな鷲・虎・龍などのオリエンタルな和装刺繍を施した土産物(スーベニア)としてのジャンパー。現在では横須賀ジャンパー、略して「スカジャン」と呼ばれる日本発祥の洋服は、1940年代に誕生したのである。
その後、1960年代に入ると米軍によるベトナム戦争への本格的介入を機に、港商の主要メンバーが東洋エンタープライズを設立。1975年にベトナム戦争が終結すると、東洋エンタープライズは完全な国内向けの衣料メーカーへと転身。1940年代の港商から始まり、現在は「テーラー東洋」の名で70年以上にわたってスカジャンを作り続けてきた。東洋エンタープライズは一過性のブームではなく、スカジャンを文化として継承し続けている。